さて、久しぶりの料理ブログです。
料理をしながら感じる、創造性と、
材料のコラボレーションや、マリアージュは、
経営においての「ヒト」に通じるところがあると思います。
何でかって?(笑)
料理は「ヒト」の心の前に、胃袋をつかみますので(笑)
まあ、最後まで、お付き合いくださいませ。
さて、
今回は、ちょっと時期がずれましたが、「茸(キノコ)」を使った炊き込みご飯。
これ、すべての炊き込みご飯のポイントになる点が、思いっきりわかりやすいので、
ぜひぜひ、一度試してください!
さて、まずは材料から
めっちゃ、シンプルにいきましょう!
何を入れても美味しいのですが、
あえて、シンプルにすることで、
そのものの美味しさを感じることができます。
そうそう、皆さんの会社の強さも、
実は、シンプルな事だったりしませんか?
僕は場合は、どうなのかって?
「僕が担当すること」
でしょう(笑)
そうなるように、心掛けています。
さてさて、材料から。
1)お米 2合、 2)えのき茸 1パック、 3)しめじ茸 1パック
4)干し椎茸 2枚 5)にんにく 1片 6)サラダ油 大さじ3
7)醤油 大さじ2 8)ごま油 適量 9)塩、胡椒 適量
ね、シンプル。
干し椎茸は、水に入れて戻しておいてくださいね。
あとで、この戻し汁を、出汁として使います。
水の分量は200mlぐらい。
ジプロックの小に入るぐらいで十分です。
下処理も、簡単!
で、えのき茸は、いしづちの部分を切り落として三等分に、
しめじ茸は、二等分に切り分けます。
干し椎茸も、細かめに切っておきます。
にんにくは、芽の部分を取り除いて、スライスにしておきます。
もちろん、人参刻んだり、油揚げ入れたり、何してもいいんですよ。
でも、シンプルだと、あとは足し算なので、
今回は、これでいきますね!
ポイントは、香味野菜を一緒に炊き込まないこと!
茸の香りを出すために、
一番合うのは、にんにくです。
でも、炊き込むときに、火の通りが凄いので、風味も飛んじゃうし、
チューブのおろしにんにくとかだと、ちょっと、だし、
刻んでも、口に残ったり、焦げると、いやな香りになったりしますよね。
あっ、
僕が、にんにく強いの、結構苦手なのもあるんですが、、、
にんにくって、効かせ過ぎると、味がわかんなくなっちゃうんですよ。
で、いろいろ工夫してきた結果が、
オイルに香りと、旨味を移して、炊き込む、というやり方です。
(これ、パスタとかも、一緒の理屈です♪)
小鍋に、大さじ3のサラダ油を入れて、にんにくスライスを入れ、
火にかけます。
絶対に、油が、冷えている状態からはじめてください。
で、
火は中火で。
にんにくに、火が通って、香りが出てきたら、
にんにくを取り出してください。
絶対に、焦がさないでね。
揚がったにんにく、今回の料理には使いませんので、
にんにくチップなどで、お使いください。
さて、材料を炒めます~
揚がったにんにくを取り出したら、
そこへ、三種類の茸を切ったものをいれて、
炒めてください。
そう、茸が、汗をかいて、水分が出てきますね。
ここで、味見してください。
(もし、水分が少なければ、料理酒など、お酒を振ってくださいね)
茸の香りと、にんにく油のいい感じを。
とても旨味があって、繊細な味である事に気付きます。
この味見が大事。
味見しながら料理してたら、失敗しないって(笑)
これも、経営と一緒。プロセスの検証と、報連相ができてたら、
失敗しないって、いうか、理由がわかるから、必ず改善できますもんね。
一番ヤバいのは、いい時も、悪い時も「理由がわからない」ってこと。
これは、対処の仕様がないですもん。
さて、戻りますが(笑)
茸自身に、十分に旨味があるのに、
にんにくとか、香味野菜を入れすぎると、
この感じが飛んじゃうんです。。。
もちろん、天然の自生の茸とかは強いんで、
にんにくごときに、負けない香りを持っていますが、、、
スーパーで売ってるので、どうか、って話です。
茸を、陽にあてて干す、というものありですが、、、
今回は、ハードルをあげずに参りたく思います(笑)
で、
軽く味見をしたら、ちょっとだけ、塩、胡椒です。
あんまり入れないでくださいね。
あとで、醤油入りますし、ちょっと、美味しさが増すぐらい。
塩、胡椒をふって、味が馴染んだら、
火を止めて、
醤油を大さじ2、ごま油を香り付け程度。
火を止めてから、醤油入れないと、焦げるんです。
これ、香りが悪くなりますからね。
で、
混ぜて、味見です。
どうですか、めっちゃ美味しいでしょ!
で、炊き込みます♪
白米は、水で洗って、ざるに取り出し、水廻しをしておきます。
で、ご飯を炊く時と、同じ分量の水を入れてください。
その時に、干し椎茸の戻し汁を加えてくださいね。
水分量は、
多くでもなく、
少なくでもなく、
同じ、分量です。
で、
その上に、炒めた具材をそっと乗っけます。
混ぜないでね!
混ぜちゃだめよ!
混ぜなくていいからね!
ご飯を炊く時には、味は勝手に混ざるし、
お焦げができるためには、
比重が重い醤油が、自然に落るから、
混ぜないでね(笑)
普通に、炊いてください(笑)
僕の場合は、土鍋ですが。
炊飯ジャーでも大丈夫。
普通に炊くと。
いい香りがしながら、
勝手に炊きあがります。
ほらね。
で、底のほうから混ぜますと。
お焦げ登場!!!
もう、この段階で、美味しさ全開です(笑)
そのままでよし、のっけてよし、明日でもよし!
こんな風に、大葉のせてもいいけど、
乗せないで、まずは、召し上がれ!
味を強くしなくても、
香りと、旨味で、十分美味しい事に気付きます。
それと、
色合いです。
そんなに、醤油の色がしなくても、
香りも、
味も、
するんです。
たぶん、人もそうだけど、
押し出しが強いと目立ちますが、
でも、それって、
刺激によってじゃないのかな。
そもそも、
十分、しっかり、地道にやっている事を、
見過ごしちゃうかも、知れないんです。
料理も、いっしょ。
刺激が強いと、
脳が刺激されて、美味しいって感じるけど、
だんだん、おかしくなるんじゃないかな。
炊き込みご飯って、
ご飯の味を感じられなければ、
いい方悪いけど、
「エサ」になりかねないんだと思うんです。
これ、
後日、おにぎりにして、
海苔を巻いたんですが、
めちゃうま(笑)
炊き込みご飯のポイントは、
1、香りをオイルに移すこと、
2、火を入れすぎない具材を選ぶこと、
3、冷えても美味しいのは、味付けが薄い事
です。
洋風だろうが、和風だろうが、
一緒です(笑)
では、お試しあれ~
木﨑 利長
化学メーカーの住宅部門に約9年。1999年2月生命保険会社に、ライフプランナーとして参画。
具体的には、上場企業を含む約80社の親密取引先のご縁を中心に、生命保険契約をお預かりしており、財務や資金繰りといった経営課題ついての改善や、売上を伸ばすための営業研修など、お客様の事業価値を向上させるための具体的なソリューションを提供し、経営者の弱音をも受け止められる担当者を目指し日々精進中です。
(※このブログでの意見は全て個人の意見であり所属する団体の意見を代表するものではありません。)
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