経営者の皆さま、すでに「ある」のだから、大丈夫です!

昨日は、無謀者で大切な方と、僕ができるお節介の一つである、戦略的経営ヴィジョンのコンサル的な事をしていたのですが、その話をしている中で、改めて、そうだよな!って思ったことを書きたいと思います。

それは、すでに何もかも「ある」という話です。

要約をしますと、その方曰く、

 

「人も生き物なんだから、いつか死ぬし、

 それまでにすることは、

 食べて、排せつして、エッチするという事だけ」

 

なんだと(笑)

 

まあ、そりゃそうだよねって。

そして、そう考えたら、すでに「生きているという状態」こそ「ある」という事なんだと。

 

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人は生き物ですから、空気がないといきられません。空気って目に見えないけど「ある」んですよね。

まあ、なくなったら死ぬわけだし、それはそれで「仕方がない事」です。

 

失恋したり、離婚したりしたら、愛がないと生きていけない、と言いますが、生きていますよね(笑)

そう、愛も目に見えないけど「ある」んですよね。

ないように見えても、「ある」んですー。

 

つまり、ないように思えたり、見る事も、感じる事も、意識する事も、ぜんぜんできないのに、いろんなものは「ある」んですよ。

 

その方も経験したことだし、僕も経験したことだけど、お金に関しても、ないと思った事もあったし、借金もたっぷりしたことがあったけど、今は、普通に生活できている訳です。

そう、生きています(笑)

 

 

多分、いろんな方がおっしゃっていることの二番煎じだとは思いますが、何もかも、生きているという段階で、全部「ある」んでしょうね。

 

「いやいや、なにゆうてんねん、僕には、友人もいないし、仕事もないし、お金もない、、、」って言われても、

でも生きてるじゃん。

生きるための方法なら、いっぱいあるし、社会保険の制度を教えまっせ!ってことです。

 

意外と屋根があるところで寝て、ご飯も食べれて、生きてられるもんですよね(笑)

 

僕自身も、こんなに借入金が多ければ、いつか破綻すると思ったのだけど、今、普通に生きているし。

あのころの自分に声を掛けるとしたら、たった一言、

「大丈夫だから」

(笑)ですね。

 

 

その無謀者と話をしていると気づいたんですが、どうやらお互いに無謀者なようで(笑)、相手のことは「凄いね!波乱万丈の人生やね」って言えるんですが、自分自身は、何というか普通の人生だと思ってたりする訳です。

 

これって面白いですよね。

 

よくそんな状況で生きてたね!とか、よくそんな状況から生還したね!っていう話なんだけど、結局、今は生きている訳で、なんというか「大丈夫」だった訳です。

そう、いろんなことで、あれもこれもなくしたし、結果、いろんなものを失ったし、やりたいことはできなかったとしても、、、

それでも「大丈夫」だったから、今があるんですよね。

 

そして、今を生きている訳です。

 

 

そんなことを気付いてみると、結果、わかることは、人生なんて、自作自演の壮大なコント(笑)

あれもない、これもない、なにもない、何者かでありたい、お金が欲しい、愛がほしい、尊敬が欲しい、名誉が欲しい、、、

いやいや、それ「あり」ますよ、既にね。

 

それでも、あれがほしい、これが欲しい、こうしたい、ああしたい、、、

すれば、ええやん!今生きてるんだからさ。

が、結論になりまして、どこが戦略的経営ヴィジョンの構築なんだと(笑)思いましたが、僕自身も、えらく腑に落ちたので、書いてみた次第です。

 

つまり、

「やりたいことを、今、やりましょう!」

ってことですね。

生きているのは今だけで、この先、どうなるのかなんて誰にもわかりませんから。

 

さて、僕はざっきー、経営者専門の保険屋さん。

大好きな経営者の皆さんにお節介を焼いて、皆さんが経営されている事業の価値を向上させ、そして、経営者の皆さんを取り巻くリスク(不確実性)から、皆さんをお守りするのが仕事です。

 

現状、経営課題に悩んだり、苦しまれている方が多いのも事実です。

事業での資金繰りや、債務超過などの問題、雇用や人間関係の問題、事業を取り巻く経済環境の問題など、一筋縄ではいかないことも多々あります。

 

でもね、でもね、

 

そもそも「会社」という価値を産み出す「しくみ」は「ある」のですから、現状を分析して、問題を抽出して、対策を立てて、実行できれば、大丈夫なんです。

だって、会社は既に「ある」んだから、たぶん、何もやらなくても、生きてさえいれば「大丈夫」なんだろうけど、、、

 

もっと、楽しく、やりたいことをやった上での「大丈夫」な方が、後から考えてみても、よかったなー、結局、何やっても大丈夫だんだろうけど、やってよかったなー、ってあるような気がするんです。

 

そう、僕も無謀者だから、過去の自分にむかって「大丈夫、何をやっても、結果、大丈夫だから」って言える事に気付きました。

だからさ、今、大変だと思われている方がいらっしゃたら、この言葉が伝わるといいな。

 

「今が本当に大変であっても、今、生きているんだから大丈夫。

 今を理解して、問題が明確になっても、好きなことぐらいしかできないなら、

 好きなことから、できることからすればいいのです。

 その方向性は、まるっと投げてくれたら、

 数字大好きのざっきーが、まるっと受け止めます。

 大丈夫、だって、すでに「ある」から、今、生きてるんだから」

 

世界では紛争は続いているし、地中海では、日々、難民の方が亡くなっています。日本の日常でも、不条理な事件は起こるし、年間3万人もの方が命を絶っています。相場のボラティリティが高くなると、朝の通勤電車が止まりって、、、

今の時間での、日本という地域に「生きている」のであれば、何もかも「ある」のに、もったいないなって。悲鳴を上げる前に、こそっと相談してね、無謀な事いうけど、大丈夫だから(笑)

 

大丈夫、大丈夫、大丈夫、ほんまに、生きているだけで大丈夫。それは素晴らしい事なんだと、僕は思います。

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木﨑 利長

木﨑 利長

ざっきー
1968年名古屋市生まれ。金融機関に勤務。クライアントの事業価値を向上させる事を目的とし、仕事を通して取り組んでいます。
化学メーカーの住宅部門に約9年。1999年2月生命保険会社に、ライフプランナーとして参画。
具体的には、上場企業を含む約80社の親密取引先のご縁を中心に、生命保険契約をお預かりしており、財務や資金繰りといった経営課題ついての改善や、売上を伸ばすための営業研修など、お客様の事業価値を向上させるための具体的なソリューションを提供し、経営者の弱音をも受け止められる担当者を目指し日々精進中です。
 (※このブログでの意見は全て個人の意見であり所属する団体の意見を代表するものではありません。)

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