BABYMETALというバンドのニューアルバム「METAL RESISTANCE」が凄いことになっています。週末ですからね、僕の好きなものをということで、ヘヴィメタルの話DEATH(です)。
はい、高校時代、僕、髪の毛長かったです(笑)まあ、ロックも、パンクも、メタルも一緒くたで、ライブハウスへGoって感じでしたね。メタルは、ジューダス、メタリカですかね(笑)
まずは、このBABYMETALの「METAL RESISTANCE」は、アマゾンプライムミュージックにも入っていまして、最近は、会社のブースで爆音で聴いております。さて、このアルバムは日本語の楽曲です。それが、世界でこんなセールスになっております。
日本:2位
アメリカ:39位
イギリス:15位
ドイツ:36位
フランス:145位
オーストラリア:7位
再度言いますが、日本語の楽曲ですよ!坂本九さん以来だからね!!それが、アメリカビルボード、アルバムチャートで39位って、イギリスなんて15位!ふう、興奮しすぎました(笑)
確かに、BABYMETALは「さくら学院」というアイドルユニットの中で結成された重音部が始まりです。
90年代生まれの10代の女の子、つまりアイドルとヘヴィメタル(しかもデスメタルね)の融合なとどいうコンセプト!で、最初はキワモノとして批判の嵐に会いますが、様々なフェスでのライブパフォーマンスを経て、なんと、あのレディ・ガガのサポートアクト(前座)に指名されます。
ね、この話、経営者の皆さん知っていましたか? では、デビュー曲の「イジメ、ダメ、ゼッタイ」DEATH(です)。
メインボーカルはSU-METAL(スゥメタル)、そして、コーラスとダンスのYUIMETAL(ユイメタル)と、MOAMETAL(モアメタル)DEATH(です)。
すぅさん(SU-METALのことね)それにしても、幼いなぁ〜、他の二人もだけどね♪(ちなみに、すぅさんのお姉さん、確か、乃木坂46だったかと)
聴いて頂くとわかりますが、バックバンドはきっちりしたプロフェッショナル、めちゃかっこいいメロディを叩き出します。まあ、キワモノのアイドルを売る出すための手段って感じですけどね、この後から、どんどん、独自性が出てきます。
結構、ブレイクしたのはこちらの曲、メギツネです。
これが、一番、このバンドのコンセプトがわかる楽曲です。着物風のビジュアル、赤と黒のキーカラー、キツネのハンドサインなど、、、明らかに、ちゃんとしたヘヴィメタルファンからは賛否両論。でも、バックバンドはキッチンとしているし、何と言ってもアイドルとしてライブを重ねていたせいか、ライブで進化を発揮し始めるのDEATH。
では、こちら、ニューアルバムからの新曲、「Road of Resistance」の日本でのライブバージョンです。超、かっこええからね!
どうして、このブログでBABYMETALを書いているのかというと、単純に好き!ってだけじゃなくて、この海外でBABYMETALが巻き起こしている現象ってのは、他の日本人アーティストの海外進出とは、かなり経緯が違うんです。そして、そのファンを増やしていった方法ね。
何が特徴かと言いますと、海外の現地それぞれの、J-POPや、日本のポップカルチャーのファン、つまりオタクというよりも、むしろコアなメタルファンが、盛り上がっているのです。
そして、UK(イギリス)という国が、その発火点になっていまして、何と、ロックの聖地、ウェンブリー・アリーナでの単独ライブを行うことになります。そのライブ、1万2千人ですよ!あのね、日本語の楽曲ですよ!それを単独ライブでウェンブリー・アリーナって、そりゃあ、凄いことなんだかんね!
日本人のバンドの海外公演って、それぞれの海外での日本人コミュニティの方や、日本文化好きの現地人が観客となるぐらいの話で、こんな大きな会場は無理なんです。
でも、いろんな方がBABYMETALについて書いているのですが、そのライブには、日本人もいたけど、ほとんどが現地の方。しかも、バリバリのメタルファンから、中学生ぐらいの女の子まで。
明らかにBABYMETALは、ロックの本場、UKで地に足の着いた活動と、エンターテイメントとして質の高いライブを行うことで、ファンを獲得してきた訳ですね。
これ見てよ、イギリスの有名なTV番組でのパフォーマンス、日本語の歌ですよこれ(笑)あの、ウェンブリー・アリーナでの1万2千人の熱狂の直後に、米CBSの人気番組「ザ・レイト・ショー」への初出演の時の「ギミチョコ!」という楽曲DEATH。この曲が2013年に、YouTubeで無料公開されて、世界に広がります。今のプロモーションて、本当に凄いのは、口コミで広がって、シェアされるんだよね!それにしても、この楽曲、かわいいよ〜
TV番組の映像は消えちゃったので、こちらがYoutubeで公開された「ギミチョコ!」です。これで、世界がBABYMETALを知ることになったものです。見てね〜
これ、編集した2016年8月19日の段階で視聴回数は、57,844,621回だって!!!凄え。
最初聞いた時、もの凄え、違和感あるんだけど、受けてんだよね。それと、頭から離れません。ロック好きはやられますよ(笑)
この番組への出演なんて、ニューアルバム発売に伴ってのプロモーションの意味もあるけど、裏付けのある人気がなければ、絶対に出演は、無理だからね。
それはそうなんです、BABYMETALは、握手会の券も抱き合わせないし、CDセールスをするためには、本当のファンが必要なのです。
だから何よりも、海外のフェスに出まくって、30分ぐらいのアウエーの空間で、5曲ぐらいのライブパフォーマンスという短い時間でも、最初は興味がないであろう観客をその場で掴んで、ファンにしていかなければ、こんな現象になる訳がないのです。
だって、YouTubeとかで検索かけていただければわかりますが、最初のうち、反論を書いていた記者が、BABYMETALのファン(メイトって言いますがw)になっていくのを追っていたり、ファン同士のライブ観戦記や、カバーの数々、そして、バックバンドである「神バンド」のファンなど、SNSをも介して、ライブというリアル空間のエンターテイメントと、SNSというバーチャル空間での積極的な拡散などで、いろんな方を巻き込んで行っている訳です。
例えば、メタル界の重鎮、ジューダス・プリーストのメンバーとのセルフィーをTwitterにシェアしたり、どうやら、メタル界そもののも受け入れている様子。デビューが2014年で、2015年の段階で拡散が始まっているから、これって、凄いことだよね。
おじいちゃん達と、孫だよね(笑)でも、よく見てよ!ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードさんなんて、キツネハンズサインしてくれてるから(笑)これ、凄えって!!!
ジューダス・プリースト以外にも、メタリカ、スレイヤー、アンスラックスという大御所とのセルフィーって、そんなのスタッフが設定できる訳なくて、MOAMETALちゃんが、勝手にやり始めたことが、拡散して、フェスの度に、お約束になったのだとか!
リアル体験のもっとも効果のあるライブに力を入れて、SNSを使って拡散していく、本当、これ、エクスペリエンスマーケティングなんだよね。
音楽CDは売れないっていうけど、このBABYMETALの現象は、もしかしたらライブがもっとも価値のあるものになってきているかもしれませんし、実は、海外のフェスにかなり多くの日本人が出かけていることが、BABYMETALを追っていると気がつきます。しかも、女性ファンも多いし、小学生から、おっさん、おばさんまで、これって、本当に凄いムーブメントになるかもね。
どうぞ、ググってみてください。いかに多くのファンがいるのか、しかもそのファンがBABYMETALのことを発信しているのかに気づきます。もう、SNSなしでは、世界で何が起きているのかすら、わからないですね。日本のTVや、新聞は、もう遅れ切っています。
最後に、BABYMETALのボーカルのすぅさん、元はアイドルユニット出身で、英語なんて多分3年前の「さくら学院」の頃は全然喋れなかったのに、今は、英語での単独インタビューや、その発音なんて聞いていると、ネイティブじゃね?!って感じです。
自分の仕事がどうなるのかは別にして、SNSを通してのコミュニケーションツールとしても英語、必要かもね。いやあ、刺激いっぱい、元気いっぱい、そして学びもいっぱい。藤村先生がおっしゃってる通り、芸術はコミニュケーションツールなのですね。
もう、これは興味あること体験しないと勿体ないよね!
木﨑 利長
化学メーカーの住宅部門に約9年。1999年2月生命保険会社に、ライフプランナーとして参画。
具体的には、上場企業を含む約80社の親密取引先のご縁を中心に、生命保険契約をお預かりしており、財務や資金繰りといった経営課題ついての改善や、売上を伸ばすための営業研修など、お客様の事業価値を向上させるための具体的なソリューションを提供し、経営者の弱音をも受け止められる担当者を目指し日々精進中です。
(※このブログでの意見は全て個人の意見であり所属する団体の意見を代表するものではありません。)
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