ざっきーです、経営者専門の保険屋です。料理大好き、家事も好き〜です。世間一般の保険屋さんとは違って、土日を基本的に休みにしていますが、その理由の一つが、週末に料理とか、家事をしたいから、という事だったりもします。まあ、もう一つの理由が、「業界の常識なんかぶっ壊せ!」なんですけどね(笑)
だって、本当に料理は好きだから♪そう、例えばプラモデル作るのが趣味の方が、部屋にこもってプラモデルつくって週末を楽しむように、僕の場合は、料理したり、家事したりするのが、楽しいんです。
嫌だったらやらないって、ほんとうに(笑)他人に見せる人生なわけがないし、自分が楽しい人生がいいですよね、工夫すれば意外となんでもあり(笑)それでいいし、それがいい!
さて、今日は数字の話ではありませんが、マニアックな話です。でも、あるヒントが隠されていますので、読んでみてください。
特に料理では、常備菜とか、保存できるものの仕込みね、これが好き!そうゆうものって、手土産になるレベルのものがあると自負しているので、僕の場合、例えば「ちりめん山椒」とか、お持たせで持参したことあるけど、マジで好評♪
たぶん売り物に負けません!実山椒も自分で仕込んでいるし、実は、とってもお気に入りのお醤油と、お酒と、みりんで作ってるのね。もらったことある方に聞いて頂ける機会があればと思いますが、マジで褒められますもん(笑)
それに、そうゆうものをお渡しできる関係が、本当の関係性だと思うんですね!だから、日々、隠れて精進している訳です。僕の仕事自体も、大ぴらにすることじゃないので、わかる方にわかって頂くぐらいで、本当にありがたいことなんだって思っています。
さて、こんな感じで自慢する事を、「手前味噌」といいます(笑)
だからじゃないけど、シーズンでもありますので、先週末は味噌を仕込んでいした。
最近は、材料とかもセットされている通販もあり、僕はこちらから購入しました。本当にいい時代だと思います。ネットでググってもいろろでてくるし、そんな通販にも出会いますからね。
(いろいろあって、あれもどれもそれもあれだけど、ざっきーのおすすめは、まじここがおすすめー)
ちなみに個人的には、料理に関しては、ググると上位にくるクックパッドのレシピ以外を拝見するようにしています。なぜかって、その理由はとっても簡単!他人の目に触れるように、他人の評価を気にしているレシピエントリーが多いのがクックパッドだからです。そんなアルゴリスムじゃないのかもしれんけど、僕にはそう感じることが多いのです(笑)
でもね、自分発信で、「分かってくれる人に伝わればいいな」とか「ここのちょっとしたこだわりがいいんだよね」とか、ご自身がわくわく楽しんでいるのは、どうも、まとめサイトや、専門検索サイトにないもののほうが、多いのです(笑)
そう、個性的だったり、賛否両論であったり、難しかったり、一般的でなければないほど、僕は面白い気がします。メジャーデビューする前のバンドもそうだし、流行る前の何これって?ってのが好きなのも、僕の性格だからかもしれませんが、要は個性的なのが好きなのね、そのほうがおもしろいし、刺激があるから!
そういったこだわりの強いエントリーは、そんなに、拡散もされないし、注目もされないけど、それでも検索の上部に上がってくるものてのがあって、それはつまり、長くロングテールで検索されているエントリーなんですよね。
僕のブログも、料理ブログじゃないのに、一番、ページビューが多いのが このページ(笑)ソース焼きそばのエントリーですから(爆笑)超マニアックだっつうの!
確かに、料理をつくるという目的だけなら、料理レシピってのはいいんだけど、実は、分量通り作るのって「趣味としては楽しくない」んですよね、それじゃあ作業じゃん、それはとってもクリエイティブじゃない、つまり、感性を刺激する気がしないんすよね。
料理って、本当にいろんな環境や、体調や、誰と食べるかもでも変わってくるし、食べるってのは、生きる事そのものだから、やっぱり、ちょっとは気にしていたいし、食べるってのは、命そのものだから、普段、日常を普通に生きていることを、当たり前に思わないで、食べる時ぐらい、今日、今を生きていることを、「いただきます、ありがとう」」と手を合わせられるといいなって思うんです。
だから、普通にあるもので、昔は、ちょっと手間暇かけていたものを、自分で作ってみたりすると、ちょっとだけ、感謝の気持ちが出てきますから、昔でいう手仕事をすることは、自分自身の精神修養のような気もしています。
ね、書いてることがマニアックでしょ、何でそんなにこだわるん!って感じかもしれませんが、僕にとっては仕事のヒントになる事がいっぱいなので、それを、自家製味噌づくりを通して、伝えられたらと思います。
味噌ってのは、発酵食品の中でも、発酵調味料の代表格です。味噌を作る過程で醤油もできますし、その手法は日本酒の製造などともかぶる部分があります。
この発酵ってのは、アスペルギルスオリゼーという日本古来の菌によって引き起こされる作用で、お酒もそうだし、鰹節など日本食の根幹となる要素すべてに影響を及ぼしています。アスペルギルスオリゼーは、世界中どこでもいる訳ではないんですよ。
ちなみに、食文化ってのは、本当に文化の根幹だから、グローバルな時代だからこそ、理解しておいていいと思うんですよね。
例えば、平家物語のストーリーを語る事で、日本人の死生観が表現できるように、和食を語れることで、日本人の自然への価値観を表現する事ができますもん。しかも、言葉じゃなくても伝わるって、凄いコミュニケーションツールなので、僕は、うまく活用しています。
話を戻しますね、味噌は煮大豆と、麹(お米でアスペルギルスオリゼーが発酵したもの)と塩を混ぜて、時間をかけて発酵させるものです。はい、シンプルでとても簡単です。
材料も、自家製味噌セットなどで手に入れられますし、分量の割合も大体で大丈夫です。だって、発酵の時間が経てば、味が濃くなり塩分濃度が上がりますし、そうでなくとも、麹菌以外の細菌さえ派生させなければ大丈夫ですから。まあ、地方によって味が違うぐらいですからね!
大豆は、煮る前に一晩、大豆の分量の4~5倍の水につけ戻しますと、本当に大きくなります。この時点で、大豆って、こんなに香りがあるんだ!って事に気付きます。お豆ってすごいんですよ。パワーの源ですね。
で、かぶるぐらいの水で炊きますが、灰汁を軽くとりながら、4時間ぐらいことこと煮ていると、その時の炊いている香りのいいこといいこと、そう、昔、町に必ずあった、お豆腐屋さんの香りです。幸せな香りですよ!途中、煮たての大豆をつまむと、こんなにシンプルなのに美味しいのか!ってことに気付きます!
ほんと、びっくりしますから!普段、パックとかの煮豆とか、お弁当についているものとは違う、本当の豆のパワーを知ることができます。現在は、コストも安く、手に入れられるものも多々ありますが、本当の手間暇をかけてみると、そこには輝きをもった、宝物のようなモノや体験があったりします。これ、気付かなければ伝わらないし、忘れちゃってることもあるかも、つまり、意識してないと、スルーしちゃうかもしれないんですよね、もったいない!そんな事を、思い起こさせてくれますよ。
ね、経営者の皆さん、従業員の方と最初に面接した時、どうお感じになられましたか?僕は、あるクライアントに、この手前味噌作りに例えて話ていただいたことがあって、手前味噌を作りながら、いつも思い出すんです。
さて、実際の作業写真など♪右が炊く前、左が炊いた後。
つやつやでですがな。これだけで、美味しい♪
で、煮汁や、麹に塩を混ぜたりして、混ぜる準備完了。
まずは、煮大豆をつぶします。マッシヤーでもいいのだけれど、僕の場合は、手でつぶします。
気持ちいいし、何と言っても、大豆って、こんなに香りが高いのか!って感動します。手なんか、すべすべになります~
麹も、固まっているのもあるので、崩しながら塩を混ぜます。
麹も、香りがすごいっす、普段つかっている食材の匂いとか、感じにくいんだけど、それは、鮮度の問題だったり、加工してあったりして、本来の食材のパワーが落ちていることもあるんだよね。だから、シンプルな材料で、自家製を作ってみると、本当に気付くんだ、こんなに、何もしてないのに凄い旨みと、パワーがあるのか!って。
ね、人材も、いろいろ加工してたり、カバーが掛かっていたり、本来の旨みとか、パワーとかって、出せてなかったりしませんかね。僕は、とっても料理をしていて、食材をそのまま食べたりしていると、ふと、いろんことで仕事もこねくり回してないかな?って思ったりするんです。
で、潰した煮大豆と、麹と塩を混ぜ合わせます。
これ、ちょっとボウルが小さかったので、大変(笑)NHKの大河ドラマなんか見ながら、合わせていきます。
それを、5cmぐらいの団子にしながら、空気を抜きながら、容器に入れて、上の部分を平らにして、塩で蓋をします。
そう、麹菌以外の細菌が発生しないように、するためです。発生したら取るだけ、あんまり気にしない(笑)
こんな感じで、ラップして、蓋をして、夏を過ぎれば、まず出来上がり。それ以上に寝かせば、どんどん赤味噌に近づくし、好みの問題ですね。
何はともあれ、自然に任せるのがいいのです。人間も自然に生きているんだから、小さいことは気にしないで、自然に委ねてみるというもは、いいんじゃないかな、って本気で思います。
手前味噌とは、自分自身で自分のことをほめること、自慢。
自分自身を褒めれるようになると、いいですよね。自分にアイムOK、それから他の方にユアーOK、この順番なのかな(笑)
普段やらない、基礎的な仕事を、たまには経営者の皆さんご自身でやっていただくと、手前味噌のように、いろんなところにヒントがいっぱいかも知れません。僕らの世界は普通の日常の積み重ねの上にある奇跡のような毎日ですから。
木﨑 利長
化学メーカーの住宅部門に約9年。1999年2月生命保険会社に、ライフプランナーとして参画。
具体的には、上場企業を含む約80社の親密取引先のご縁を中心に、生命保険契約をお預かりしており、財務や資金繰りといった経営課題ついての改善や、売上を伸ばすための営業研修など、お客様の事業価値を向上させるための具体的なソリューションを提供し、経営者の弱音をも受け止められる担当者を目指し日々精進中です。
(※このブログでの意見は全て個人の意見であり所属する団体の意見を代表するものではありません。)
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